研究室の背徳感
オレが所属する研究室にはいろんな人がいる。
仲のいい人も、あまり話さない人も。
「研究室」という言葉には「所属」と「部屋」の二つの意味があるけど、今回は後者の方だ。
「部屋としての研究室」には3つか4つの「所属としての研究室」に配属された学生がいる。うーん、わかりにくいか。
ともかくそれぞれ学生はそれぞれ好きな時間に研究室に来て好きな時間に帰っていく。
仲のいい人が帰った後、オレはだいたいいつもヘッドホンをつけて作業をしている。
ヘッドホンの耳じゃない方の向こう端は自前のノーパソである。
ちなみにオレがパソコンで音楽を聴くときは大抵メディアプレーヤを起動し、「全てのオーディオ」を選択して片っ端から聴いていく。
だから意図的じゃない。
プリティでキュアキュアなあの曲を研究中にかけていたのは。
堂々と研究室で自分の性癖的な欲求を満足させるほど落ちちゃいないし
つかもうオレとしてはぶっちゃけありえない。
事故です事故。うん。
ヘッドホンしてたけど一人気まずくなってキョロキョロしちまいました。
もともとその曲だって友達がふざけてオレのパソコンに入れたものでべっ、別にオレの意思では…
まぁ、最後まで聞きましたけど( ´ー`)y-~~