2009-01-24 盛岡→仙台 短歌 弘前の、ぶらりと立ち寄った文具店で筆ペンを求めた。 最初に老店主が勧めたのはよく目にする長さの半分以上がインクの容器になっているものだった。しかし僕の 「長く大切にできるものを」 というキーワードに反応し彼は万年毛筆というものを戸棚から出してくれた。 今僕の背広の胸ポケットに刺されているのがそれだ。 熱しやすい男は形から入る。 病気だね。 啄木の良いとこどりの歌集を見つけた。それを読みながら盛岡を発った。 半分は意味が通じぬ啄木を残りで思うやまびこの窓