大学生活中に読んだ本

本を整理していたら弘前で暮らしてた頃の本が幾つか出てきて
紀伊国屋弘前店とメディアイン城東店のカバーが付いてたりして懐かしくなった。
大好きだった乙一作品とか青春小説、ミステリー。
てかこのミス関連とエンタメにほぼ二分されてしまうわかりやすい偏り。
大学の頃に買って読んだ本の半数ほどか。
どうでもいい本は売ったり人にあげたりして今はない。
せっかくだから感想をかいとこ。
もう出てきたの全部書いちゃえ。
明日、資格試験があるけど今更…ねぇ?
 
きみにしか聞こえない/乙一
読書にのめりこむ個人的な原点。のめりこんだのは必然でした。背筋がざわっとした。
■GOTH/乙一
ハードカバーのカバーをはずしたら樹海が!主人公がかっこいい。手に入れたくないかっこよさ。
■失踪HOLIDAY/乙一
かわいかった。むしろ収録されてる短編があたたか胸きゅんミステリーで素敵でした。
■暗いところで待ち合わせ/乙一
愛してる。
■天帝妖狐/乙一
正直あんまり覚えてない。むしろ収録されてる短編が。
■石の目/乙一
おもしろ切なかったのは覚えてます。
死にぞこないの青/乙一
当時ものすごく乙一が流行してて一時絶版してたのの店員が再版の予定があると言うので注文した。
その間に違う店で衝撃的な出会いがあり、辛抱たまらず、一時期二冊持っていたという経緯がある。
■夏と花火と私の死体/乙一
衝撃の死体視点で構成されるストーリ。デビュー作。ジャンプのノベル。村上由佳を思い出しますな。
■ZOO/乙一
切ない動物園。
 
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ/滝本竜彦
青春小説の中で一番好き。疾走感もメッセージもどれも最高に好き。あぁ好き。変にマンガとかアニメとかになって欲しくない…というあさましい独占欲みたいなものが湧くほど好き。映画になるそうで。
NHKにようこそ/滝本竜彦
言いたいことは前作と一緒(断言)。オレは前作を神格化しすぎた。
■超人伝説/滝本竜彦
妄想エッセイ。必死な生活がおもしろい。
 
■スメル男/原田宗典
脇の下から街中にそして世界へ広がる異臭ファンタジー。高校の頃前の席のやつがこの人のエッセイが大好きでいくつか読まされた。それを思い出して自発的に購入。関係ないけどエッセイってブログの記事みたいだよね。まぁ人によるか。
 
■イノセントワールド/桜井亜美
意外とハードボイルド…!パソコン通信に時代を感じた。
 
■800/川島誠
これぞ青春。陸上に少し興味を持った。ああ読んだ後走りに行ったさ!
 
犯人に告ぐ/雫井脩介
帯の「犯人よ…今夜は震えて眠れ」のコピーにオレは食らい付いた。刑事ものはあんまり得意じゃないけど面白かった。犯人との心理戦がハラドキな感じ。
 
■神は沈黙せず/山本弘
読んだ後に世界の見方が変わる一冊(オレが影響受けやすいだけかも根!)。乙一も滝本も絶賛してたらあんたそりゃあさあ!
 
煙か土か食い物/舞城王太郎
異常なテンションで転がるように読み進めたのを覚えてる。
■暗闇の中で子供/舞城王太郎
煙か…の兄弟が主人公。現実と精神世界がごっちゃになるけど不思議とやじゃない!
阿修羅ガール/舞城王太郎
芥川賞作品。正直よくわかりませんでした。今度読み直します。
 
ちーちゃんは悠久の向こう/日日日(あきら)
異常な世界の描写が上手。薄気味悪くて切ない。若いのにたいしたもんです。
 
田舎教師/田山花袋
美しい情景描写。だそうです。講義にて使用。読まされて読んだ本。
自発的に読んだらまた変わるかも。たぶん読まないけど。
 
■思索のアルバム〜後期ウィトゲンシュタインをめぐって/奥雅博
講義で使用。教授が面白い人だった。内容はゲキムズで当時のオレをして右から左へ受け流さしめた。