ある意味偽電気ブラン

gep2007-10-08

最近私は森見登美彦作品に執心しているのだけれど
彼の作中に幾度か登場する「偽電気ブラン」という酒が飲みたいとかねがね思っていた。
しかし実在する酒ではないから、せめて「電気ブラン」を飲んでみたいと思っていた。
電気ブラン」自体は浅草の神谷バーの名物らしいのだが
浅草は遠いので、近いところで探してみた。
ぐるなびで探してみた。
結構あった。
候補から私が選んだのは池袋の居酒屋で出される「馬場ブラン」なる酒。
電気ブラン」ではない。
電気ブランよりも飲みやすくした業界初のお酒らしい。ちょ、これ、偽電気ブ…
友人…と二人で入り、私ばかりが3杯頼んだ。
独特。
ブランデーベースで、品の良い香りがふっわーと鼻に抜けるが嫌味はない。
私は気に入った。
 
一つ心配事は、飲みながら狂ったように「偽電気ブラン、偽電気ブラン!」と繰り返していたので
店員さんが不快に思っていないかどうか…。
こちらとしては賞賛とリスペクトを込めて呼んでいたんですからねっ!