チロルのバカ
研究の合間に、同じ研究室の友人Gとお菓子を食べた。
Gのチョイスはベビースターのメン丸。
生協に買いに行った時異様に安かったので一目ぼれしたらしい。
オレはガムとチロルチョコ。
ガムを噛みながらその口にチョコを投入することによってガムを溶かして胃に収め終いにゃ栄養にしちまおうっていう肚である。
まずGのベビースターを二人で食べた。
食べてみるとネギとかナルトとか入っていて意外としっかりしていた。
ベビースターのくせに生意気である。
そしてチョコ。
さんざん「ガムと一緒に食って溶かそうぜ!」とラブコール送りまくっていたのだがGはそれをあざ笑うかのごとく恍惚とした表情で単品で食いやがった。シット!Gシット!
さておきオレはまずガムを噛んだ。
この食べ方においては、チョコを入れるタイミングが重要。
少し味がなくなった頃がベスト。
チョコとガムが互いに一つに溶け合う絶妙の食感が得られるはずだ。
…しかし一つ誤算があった。
ガムに対してチョコがでかいのである。
そう、チロルチョコは20円に値上がりしてから少し大きくなった(気がする)のだ!
…割るか。
そう思い両の親指に力を込めると…
割れねえ
キャラメル入りの種類だったらしい。しまった。計画丸崩れだ。
仕方がないので口に放りこんでみたが、キャラメルとチョコとガムが混ざってよくわからない食感になってしまったなんか歯にくっつきやがるしよーもうちきっしょおおおおお!
みなさんも、ガムを溶かす時はチョコにキャラメルが入ってないか確認しましょう…。
ちなみに上の写真の割れなかったチョコを見てGはこう言った。
G「干潟みたいになっちゃったじゃん!笑」
ひ、干潟!?
オレはその表現力に感嘆した。
簡単に感嘆した。
そして今オレは自分で打った文のクオリティの低さに驚嘆した…。