友人はミラー

サークルの名簿に載せるオレのページの原案を書いていた。
提出時間まで、あと30分そこら。
時間がない。
時間がないから自分の研究室で。


かきかきかき…


オケイ、名前から好きな人まで書き終わった。
さて問題は残り半分、
「あなたが趣くままに書いてください」の欄。
やっべ
何を書くか考えてなかった。
一昨年はボブサップの横顔
昨年はウイイレで作ったオレのモンタージュ
今年はどうしよう( ´_ゝ`)…
絵がいいなぁ…



と思ったら横にG氏がいたのを思い出した!
そーだ、彼に頼もう!


説明しよう。
G氏とはかいつまんでゆうと
絵がうまい友人なのだ。
(かいつまみ過ぎた!でもプライバシー的なあれもあるしこんな感じで)


頼んだら快く引き受けてくれた。
持つべきものは友人だわー(*´ー`)


説明しよう。
G氏はかいつまんでゆうと
きさくでいい奴なのだ。


彼は紙を受け取るとさっそく書き始めた。
オレの顔を観察しながらなので、少し恥ずかしい(*/∇\*)


G氏「かきかきかき…」
G氏「チラッ」
オレ「キリリ
G氏「かきかきかき…」
G氏「チラッ」
オレ「キリリ
G氏「いや、目大きく見せようとしてももう遅いから!w」
オレ「はははははw」




G氏「出来た
彼はまず、その様子をうかがっていた同じ研究室のK氏にその作品を見せた。


説明しよう。
K氏はとてもいい奴だが
言う時はスパッと切り伏せちゃうこともある友人なのだ。


K氏「あー、特徴掴むのうまいなー」
オレ「マジで!?見せて見せて!」
K氏「下向いてるのが似てる!いつも悩んでたり落ち込んでるからw」
そんな風にオレは君の目にうつってたの!??油断してたらいきなり切られたー!



オレはG氏が鉛筆を走らせている間、極力作品を見ないようにしてきたから
まだどんなことになるのかわかっていなかった。
ただ…彼がチラッとオレを見る度に作品の顔のが増えていくのは胸が締め付けられる思いだった
最終的にどんなになったんだろう?
そしてオレに作品が手渡された












作品↓

なんか不思議な表情をしてますが
似てます
非常に上手いです
つうか、オレの中の自分のイメージと他人のイメージを比較する機会があんまりないので、これは衝撃的でした。
ほぼ、一緒でした…(よかった…
だからすごく嬉しかった…(でもなんではだか…
ほんとにありがとうG氏…(お尻がきれい…