山ごもりした宿で夜に

オレたちが泊まったのはYH(ユースホステル)という旅人用の合宿所みたいなところだった。
どこもそうなのかはわからないけど
そこのYHは豊富なマンガの種類と量で(一部で)有名である。
夕方そこにようやく辿り着き飯を食い、風呂に入り、
さぁマンガタイムだ。
今年は何読もうかな〜ふんふんふふ〜ん♪
つってオレが手にしたのは「寄生獣」だった。
寄生獣…小学生ぐらいの時に友達の兄貴が買い集めてて、
子供だったオレは「なんでこんな気持ち悪いの読むんだろう」って思っていた。
それで結局それを読むことなく今まで生きてきたのだが
ちょうどそれがそこにあったし、他は読んだことあるものか興味があまりないマンガばかりだったので、
この際だ!ということで読むことにした。


…読破した。
おもしろかった。
もし人間以外の知的生命体がいたら…
もし人間が食べる側ではなく食べられる側になったら…
とても意味ありげで思わず考えさせられた。
人間はこのままでいいのか、と。大げさだけど。
せっかくこの星に住んでるだから大事にしようか?
モリはあたたかーイ。