ダイヤモンド

オレは小説とか書けない。
本気で書いてみようと思ったこともないが、書ける気もしない。ストーリーが浮かばないのだ。小説は人並みに読んでるとは思うけど(偏りアリ)ミステリとか、あーゆう展開とか絶対閃かないし。その系統の本を好む傾向にあるのは自分に書けないからなのかもしれない。乙一最高。
ところで…最近、親友がメールで小説を作っている。
しかもなかなか読みやすい文章を書くのだ。
尊敬する。小説書ける人は。
自分にできないことをしてのける人は。
「gepも書いて送れよ〜」と親友は言う。
いやいやいや、オレには無…


待てよ?
本当にオレには書けないのか?
試してもないのにそれを確定にしてしまっていいのか?
やってもみないで何がわかるというんだ!
オレも書いてみるか。幸運にもそいつは背中を押してくれた。
一回、本気で書く努力をしてみよう、創造力もボキャブラリーもないこの小ざかしい頭を振り絞って。
クソ考えて書けないなら、それでいい。一回だけ本気で書くというチャレンジをしたい。尾崎の卒業みたいな、心の聖書になるようなのがいい。ずっと胸で輝き続ける文章を書いてみたい。