さらに南下して、秋

gep2009-10-12

明日からの名古屋業務に就くため、電車に乗っている。
最低半年。そう言われているため荷物は軽くない。自分の持っている鞄で最大容積を誇るスポーツバッグでさえ、出掛けに降りたアパートの階段でショルダーベルトのジョイントが粉砕した。18で実家を出るときに持ってきた兄貴のお譲りだから、もう限界だったのかもしれない。次の町で新調しよう。
 
彼女はすんなり行かなかった。
着いていく、来ないでほしいの押し問答。(僕は冷たい人間だ。)
今までの一年ちょっとでいざこざなんて全くなかったのに罵り合いの大喧嘩になった。
最終的にはお互いに隔週で移動し合う事になりそうだ。
 
落ち着いて考えるにはいい機会かもしれない。
普段の雑多な生活の中で無駄に増えてきたたくさんの心の枝葉、それを剪定できるかもしれない。
(抽象的だけど僕の生き方、生活のスタンスには前から疑問があって、このままでいいかとか、ここは悪いから改善しようだとか、時間がなくて散らかり放題にしていた自分の頭の中を整理したいと思っていた。)
 
あっちでも金木犀の匂いに会えたら。